オスラムの新しいレーザ技術で、これからの LiDARシステム ははるかに鮮明に「見る」ようになります。

自律走行車にクリアな視覚を ― 新世代LiDAR用赤外レーザの先駆けとなるオスラム

特別な素子設計が、端面発光エミッタの波長安定性を新レベルに

03.02.2021 | General Interest Press

LiDARは自律走行車開発のカギとなる技術です。レーダー及びカメラシステムとの連携で、自動車の周囲を捉える視覚として機能します。LiDARとは、Light Detection and Ranging(光による検知と測距)の略語で、赤外光の使用により周辺環境の高精度な3Dマップを生成します。この視覚情報が良質なほど、ダウンストリームシステムには活用し易くなります。これまでこの目的に使われた赤外レーザの波長安定性には、コンポーネント温度の上昇に伴う最大40ナノメーターの偏差がありました。その結果、LiDARシステムの「視覚」がややぼやけ気味でした。オスラムの斬新なチップ設計は、この波長シフトをわずか10ナノメーターまで低減し、周辺のイメージをはるかにクリアかつシャープにすることを可能にしました。

新たに開発されたこのチップ設計により、自動車アプリケーションで標準的な125°Cまでの動作温度で、端面発光レーザはVCSELの波長安定性に匹敵し、さらに勝ることさえ可能になります。この赤外レーザ開発の技術的マイルストンによって、検知器に使用する波長フィルターがはるかに小型化され、信号雑音比(S/N比)が顕著に改善されます。この技術進歩は既に「トリプル・ジャンクション」、即ち3つの発光面を順番に重ねたコンポーネントで、実証されています。将来的には、これがオスラムの全赤外レーザで採用され、LiDARシステムメーカーには多大なメリットになるでしょう。

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オスラムについて

ドイツ・ミュンヘンに本社を置くオスラムは、110年以上の歴史を持つ世界をリードする先端企業です。当社の製品は主に半導体系技術に集中し、バーチャルリアリティから自動車の自律走行、スマートフォンから建築や都市空間におけるネットワーク、知的照明ソリューションに至る、非常に多岐に渡るソリューションで使用されています。オスラムは光の無限の可能性を活かし、人々やコミュニティの生活の質(QoL)を向上させています。世界中で、オスラムのイノベーションは視認性の向上のみならず、通信、交通、労働、生活の向上を可能にします。オスラムは2018会計年度末(9月30日決算)時点で、世界中に約27,400人の従業員を擁し、2018会計年度は約41億ユーロの収益を挙げました。当社はフランクフルトおよびミュンヘン証券取引所に上場しています(ISIN: DE000LED4000; WKN: LED400; 銘柄コード:OSR)。その他の詳細は www.osram.comをご覧ください。