SFH 7051集積センサは心拍数測定に使用され、3つの高効率緑色LEDと大型のフォトダイオードから構成されています。このコンパクトなコンポーネントは高いエネルギー効率を実現しています。

腕時計タイプの心拍数計測向け高効率センサ

オスラム オプトセミコンダクターズ、フィットネス向け製品ラインナップを拡大

07.05.2015

オスラム オプトセミコンダクターズのSFH 7051は、心拍数のモニタリング用に特に設計された光学式集積センサです。このコンポーネントは、フィットネストラッカー、スマートウォッチ、その他のウェアラブル製品に使用されます。この新センサはほとんど電力を消費しないため、バッテリ寿命が最大化されます。

SFH 7051は1個のフォトダイオードと3個の波長530 nmの緑色LEDから構成されています。血管を通過する血液量を測定することによって心拍数をモニタリングします。これは皮膚表面に光を照射することによって計測できます。光の吸収量は、血液と周囲組織によって異なり、吸収されない光はディテクターに反射されます。緑色の発光スペクトルを持つSFH 7051は手首での心拍数計測に最適です。

低消費電力の高効率チップ

SFH 7051の緑色発光チップはオスラム オプトセミコンダクターズの最新の高効率UX:3素子技術に基づいています。センサーに使用されているこの3個のチップは20mAの最適電流で動作可能です。この動作電流でエミッターの効率が特に高くなります。SFH 7051は動作電流20mA、順電圧 3.2V時に3 x 3.4 mWの光出力を生成します。低消費電力のこのコンポーネントはバッテリーの長寿命化を意味します。受光エリアがわずか 1.7 mm2のフォトダイオードはセンサの小型化に充分な小ささながら、必要な信号品質を提供するのはに充分な高感度です。静電容量はわずか11pFと低容量のため、高速スイッチングタイムと高い測定周波数を確実にしています。

医療用セルフモニタリングの製品ラインナップを拡大

SFH 7051はオスラムのフィットネス製品向けの2つめの光学式集積センサです。オスラムは2014年に心拍数および血中酸素飽和度を測定する多機能センサSFH 7050を発売しています。「当社はウェアラブルをベースにした医療用セルフモニタリングのトレンドを注視しています」と、オスラム オプトセミコンダクターズ プロダクトマーケティング・シニアマネージャー Dr. Jörg Heerleinは述べています。ウェアラブルは身体に装着可能な電子機器で、スマートウォッチやフィットネス用リストバンドなどのことです。「SFH 7051は特に独立した心拍数測定ソリューションへの当社の顧客のニーズに対応するものです。」ユーザーには多機能のSFH 7050か、心拍数モニタリングに最適化されたSFH 7051かの選択肢が生まれました。2つのセンサーのパッケージサイズは同じです。

テクニカルデータ:

パッケージサイズ4.7 mm x 2.5 mm x 0.9 mm
波長530 nm
光出力(順電流20 mA時)3 x 3.4 mW
指向角±60 °
受光エリア1.7 mm2
分光感度(波長530 nm時)0.26 A/W

オスラム オプトセミコンダクターズについて

ドイツ・ミュンヘンに本社を置くオスラムは、2 大照明メーカーのひとつです。その全額出資会社であるオスラム オプトセミコンダクターズは、ドイツ・レーゲンスブルクに本社を置き、可視光・赤外発光ダイオード、高出力レーザダイオード、センサを取り扱っています。生産拠点をドイツ・レーゲンスブルクとマレーシア・ペナンおよび中国・無錫に、北米の営業拠点をアメリカ・サニーベールに、アジアの営業拠点を香港に置き、世界中にセールスオフィスがあります。