照射範囲が最大600メートルの補助ハイビームの光源として使用するPLPT9 450D_E A01レーザは、従来のハイビームより遠方の路面を照射でき、道路をより安全にします。 画像:オスラム

自動車用レーザ光:オスラムが、未来の車載用照明をさらに進展させます

このマルチモード青色レーザダイオードの第二世代は、従来のLEDソリューションに比べて照射範囲が2倍の600メートル、さらに自動車の補助ハイビームに使用する場合のシステム設計を簡易化します。

29.01.2019 | Trade Press

薄暮時や夜間での運転は、運転者の眼に大きな負担となり、集中力が低下します。オスラムの PLPT9 450D_E A01 レーザを、通常のハイビームよりも遠距離を照射する補助ハイビームの光源にすることで、夜間運転がより安全になります。

「当社が新しく開発したレーザダイオードで、車載照明の設計と構造の小型化が可能です― しかも出力は変わりません。パワフルな光とコンパクトなサイズの組合せです」とオスラム オプトセミコンダクターズの車載用エミッタ・レーザ・センサ担当マーケティングマネージャーのWalter Rothmundは説明しています。

輝度に関しては、LEDに比べてレーザダイオードに利点があります。標準2.2 Aの動作電流で、この青色 PLPT9 450D_E A01 レーザは光出力3.5 W に達し、波長447 nmの青色光を発光します。適切な光学系の使用で、このレーザ光は直径わずか数マイクロメートルの焦点面に集光されます。この青色光は特殊な蛍光コンバータにより、前方照明アプリケーションに必要な白色光に変換されます。輝度の高さはLED光源の3倍に達します。比較すると、レーザが600 cd/mm²を生成するのに対し、LEDは約200 cd/mm²です。

PLPT9 450D_E A01レーザダイオードは、動作温度-40°C~120°Cで承認された車載用適格の製品です。第一世代の3ピンに比べ、このTO90パッケージはわずか2ピンのため、大幅に接続と放熱が簡易化されています。このレーザの直径わずか9 mm、厚さ< 4.5 mm (コンタクトピン除く)というサイズにより、ヘッドライトは将来的にはるかに小型化可能です。まさに自動車ヘッドライトのアプリケーションに、新たな設計の可能性とパフォーマンスの付加価値を生み出す製品です。

PLPT9 450D_E A01レーザは、オスラム オプトセミコンダクターズの広範な車載用ポートフォリオへの新たな補完です。対象アプリケーションに応じて、開発者はLEDかレーザソリューションのどちらがベストかを決定できます。

プレスコンタクト

Lu Yiyi
yiyi.lu@osram-os.com
T: +86 21-5333 188 20

オスラムについて

ドイツ・ミュンヘンに本社を置くオスラムは、110年以上の歴史を持つ世界をリードする先端企業です。当社の製品は主に半導体系技術に集中し、バーチャルリアリティから自動車の自律走行、スマートフォンから建築や都市空間におけるネットワーク、知的照明ソリューションに至る、非常に多岐に渡るソリューションで使用されています。オスラムは光の無限の可能性を活かし、人々やコミュニティの生活の質(QoL)を向上させています。世界中で、オスラムのイノベーションは視認性の向上のみならず、通信、交通、労働、生活の向上を可能にします。オスラムは2018会計年度末(9月30日決算)時点で、世界中に約26,200人の従業員を擁し、2018会計年度は約38億ユーロの収益を挙げました。当社はフランクフルトおよびミュンヘン証券取引所に上場しています(ISIN: DE000LED4000; WKN: LED400; 銘柄コード:OSR)。その他の詳細は www.osram.comをご覧ください。