オスラム オプトセミコンダクターズは緑色LEDの標準順電圧の低減に成功しました。

フィットネストラッカーのバッテリー長寿命化に貢献:オスラム、緑色LEDの効率を40%向上:

順電圧の世界最小値実現によりパフォーマンスが向上

08.05.2018 | Trade Press

緑色LEDに見られる光出力の大幅な低下(グリーンギャップ現象)は、しばしば顧客のアプリケーションにおける効率低下や高コストの原因でした。オスラム オプトセミコンダクターズは窒化インジウムガリウム(InGaN)ベースの緑色LEDで、約 600 mV という標準順電圧の大幅な低減に成功しました。光出力も同時に向上し、お客様には既存のUX:3ポートフォリオ全体の製品と比較して、最大40%の効率改善があります。

オスラム オプトセミコンダクターズの開発者は、緑色ダイレクト発光InGaN LEDの標準順電圧を600 mV低減し、45 A/cm2の電力密度で2.6 Vにすることに成功しました。その利点は、特に赤色、青色、緑色LEDを組み合わせて使うアプリケーションで大きく発揮されます。これで3色すべてが電圧3 V以下となるため、より高電圧用に設計された従来のドライバの小型化が可能になります。さらにこれにより、許容損失とコストを低減することができます。電荷キャリア輸送の向上とエピタキシャル層の材料品質の最適化が、この効率向上の決定的要因です。

この新技術によって、1 mm2 UX:3素子は駆動電流350 mA時に、波長約530 nm で175 lm/W以上の効率を実現しています。ポンピング電流1 A で300 lmを超える光出力は、お客様にとって新たなアプリケーションへの用途を開きます。

「つい最近まで、これらの効率の値は緑色ダイレクト発光InGaN LEDでは達成不可能だと考えられていました。当社が開発した領域は、これまで蛍光体変換エミッタだけが、スペクトル品質を犠牲にして達成出来たものです。当社の開発チームによって、グリーンギャップ現象をお客様のために飛躍的に低減することが可能になりました。」と、オスラム オプトセミコンダクターズ プロジェクトマネージャー Adam Bauerは語っています。

開発チームは現在、最新の知見によって明らかになった可能性に基づいて、さらなる改良に取り組んでいます。

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オスラムについて

ドイツ・ミュンヘンに本社を置くオスラムは110年以上の歴史を持つ世界をリードする照明メーカーです。当社の製品ラインナップには赤外照明やレーザー照明などの半導体技術に基づく先端技術アプリケーションが含まれています。当社の製品は、バーチャルリアリティ、車の自動運転、携帯電話、建築や都市空間におけるスマート照明・接続照明ソリューションに至るまで多岐に渡るソリューションで使用されています。オスラムは2017年度(9月30日決算)グローバルに約26,400人の従業員を擁し、約41億ユーロの収益を挙げました。当社はフランクフルトおよびミュンヘン証券取引所に上場しています(ISIN:DE000LED4000; WKN:LED400; 銘柄コードOSR) 。詳しくはwww.osram.comをご覧ください。