オスラムが、白色及び青色ハイパワーLEDの発光効率を 7.5%向上

オスラムが、白色及び青色ハイパワーLEDの発光効率を 7.5%向上

エピタキシャルプロセスの改善でドループ現象を低減

12.04.2016 | Trade Press

オスラム オプトセミコンダクターズの研究が成功。先端技術企業である当社が、高電流での不要なドループ現象の低減により、ハイパワーLEDの発光効率を大幅に改善しました。この開発はエピタキシャル工程の最適化により、実現したものです。これにより、3 A/mm² の電流密度でのLEDの量子効率の正味値が、従来レベルを7.5%上回りました。

この電流密度の増加に伴う効率低下の問題は、一般に「ドループ現象」と呼ばれ、窒化インジウムガリウムベースの発光ダイオード(LED)の最大効率を制限し、そのため世界中で集中的な研究開発のテーマになっています。オスラム オプトセミコンダクターズの技術者は今、この現象を著しく抑制することに成功し、それにより大幅なLEDの効率向上を実現しました。3 A/mm² の電流密度で、QFN LEDパッケージ(クァッドフラット・ノーリード) の標準光束740 lm達成が、実験室条件で立証され― これは従来の標準値 (6200 K、Cx 0.319、Cy 0.323、シングルチップバージョン LDxyz)に比べて約7.5%の改善です。また0.35 A/mm²の低電流密度においてもなお、この最適化されたLEDによる改善は約4%あります。「私たちは、エピタキシを広範囲に見直し改善することで、ドループ現象を著しく低減することに成功しました」とレーゲンスブルクが本拠の先端技術企業である当社のプロジェクトマネージャー、Dr. Alexander Freyは述べています。

この新しい工程は、オスラム オプトセミコンダクターズのUX:3技術に基づいた全てのLEDに使用される予定で、他のハイパワー製品にも大きなプラス効果が生まれます。この成果は徐々に、現在の製品ポートフォリオに導入されて行く予定です。

オスラムについて

ドイツ・ミュンヘンに本社を置くオスラムは、100年以上の歴史を有する世界的照明メーカーです。当社のポートフォリオは、赤外あるいはレーザ照明などの半導体技術に基づく先端技術アプリケーションから、建築や都市における接続照明やスマート照明ソリューションに及んでいます。オスラムは2015会計年度〔9月30日決算〕で世界中に約33,000人の従業員を有し、約56億ユーロの収益を挙げました。当社はフランクフルトおよびミュンヘン証券取引所に上場されています。(ISIN: DE000LED4000; WKN: LED 400; 銘柄コード OSR)。詳細情報はwww.osram.comでご覧頂けます。