商業用照明器具に使用されたOsconiq S 3030 QDは、高演色性においてさえ、傑出した効率を実現しています。

オスラムの量子ドットがLEDをさらに効率的に

オスラム オプトセミコンダクターズのOsconiq S 3030量子ドットの新たな光変換技術が、高い演色評価数においても傑出した効率を実現します

20.05.2019 | Trade Press

量子ドット(QD)はナノメートルサイズの半導体微粒子で、人間の髪の毛の直径よりも約10,000の1の 小ささです。この極微小サイズのため、青色LED光がナノ粒子に当たったときに再放射される光は、その粒子サイズに依存します。例えば、サイズが約3nmのQD粒子は緑色光を生成しますが、約7nmの粒子なら赤色光を発光します。この革新的な量子ドット光変換技術が、オスラム オプトセミコンダクターズのOsconiq S 3030 QDミッドパワーLEDで初めて採用されます。この製品は、一般照明市場に向けた新LEDコンポーネントの第一歩です。オスラムの新しいミッドパワーLED Osconiq S 3030 QDは、特にエリア照明やダウンライトアプリケーション向けに開発されており、カスタマーは高効率かつ優れた演色性の照明器具を実現することが可能になります。

従来型の白色LEDを製造する際の主たる目的は、効率及び製品品質です。この両方を同時に考慮すると難題に直面します。特に非常に高い演色評価数(CRI)の場合に、従来の変換技術では開発者は時に限界に突き当たります。QDがこの問題を解決します。こうしたナノ粒子を使用する最大の利点は、既存のLED製造プロセスがそのまま使えることです。単に変換材が適用される際に、従来の蛍光材料の代わりにQDが使用されるだけです。

Osconiq S 3030 QDは、オスラム初の量子ドットベースLEDです。

1年以上前にオスラムは、高性能光ナノ材料の開発、製造のリーディングカンパニーであるPacific Light Technologies (PLT)を買収しています。このPLTのQD技術により、オスラムではCRI 80とCRI 90の間に現在ある効率ギャップを縮小していきます。この新しいOsconiq S 3030は、特別に開発されたQD蛍光ソリューションを含み、これによりCRI 90では3000Kで173 lm/Wの傑出した効率値を可能にし、これは0.2WハイパフォーマンスLEDでクラス最高の値です。また3.0 mm x 3.0 mmのコンパクトサイズと低熱抵抗により、簡素なシステム設計が可能です。Osconiq S 3030 QDは、さらに 2700から6500Kまでの多様な色温度に対応しています。

もうひとつのPLT QD技術固有の特長は、量子ドットがカプセル化されているため、LED機能に最大のリスクとなる湿気やその他の外的影響から保護されていることです。この特殊なカプセル化技術によって、QDはLEDコンポーネント内部でのオンチップ動作の厳しい条件を確実にこなすことができます。

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ドイツ・ミュンヘンに本社を置くオスラムは、110年以上の歴史を持つ世界をリードする先端企業です。当社の製品は主に半導体系技術に集中し、バーチャルリアリティから自動車の自律走行、スマートフォンから建築や都市空間におけるネットワーク、知的照明ソリューションに至る、非常に多岐に渡るソリューションで使用されています。オスラムは光の無限の可能性を活かし、人々やコミュニティの生活の質(QoL)を向上させています。世界中で、オスラムのイノベーションは視認性の向上のみならず、通信、交通、労働、生活の向上を可能にします。オスラムは2018会計年度末(9月30日決算)時点で、世界中に約26,200人の従業員を擁し、2018会計年度は約38億ユーロの収益を挙げました。当社はフランクフルトおよびミュンヘン証券取引所に上場しています(ISIN: DE000LED4000; WKN: LED400; 銘柄コード:OSR)。その他の詳細はwww.osram.comをご覧ください。