UV-C LEDは、実装スペースの制約が無く、飲料水の殺菌用途にも活用することができます。

光でウィルスと戦う - オスラムが同社初のUV-C LEDを発表

- LEDテクノロジーによる小型化を実現し、幅広い殺菌用途に活用。
- UV-C(深紫外光)によりウィルスやバクテリアを最大99.9%除去。
- オスラムオプトセミコンダクターズは、今後UV-C LED事業を推進します。

14.12.2020 | Trade Press

長引くコロナ禍の中、日常生活において安全かつ健康に過ごすことがより重要視されています。マスク着用やソーシャルディスタンスを保つなど、ウイルス拡大を防ぐ手段が必要とされている中、深紫外光も殺菌に大きな効果があると言われています。深紫外, UV-C光は物体の表面や大気中、また飲料水に含まれるバクテリアを99.9%除去することができます。オスラムオプトセミコンダクターズはLEDメーカーのグローバルリーダーとして、殺菌用途に活用できる小型かつ高い耐久性をもった新製品LED; OSLON UV 3636で、UV-C市場に参入します。

UV-C光を照射することによって、病原菌のRNA/DNAの化学結合が破壊されます。その結果、菌が増殖することができず不活性化されます。UV-Cは空気や水の殺菌用途に長年使われていますが、これまでは紫外殺菌灯などのランプが主流でした。ランプと比較した場合のLED最大の利点は小型化が実現できることです。LEDは省スペースで実装可能なため、殺菌対象物に照射する用途の様々な製品、例えばスペースに制約がある水道蛇口や自動車内の空調吹き出し口などにも容易に搭載することができます。また、LEDは高出力であるにも関わらず照射範囲を調整できることから、対象物以外への照射を防ぐことができるため人体へのリスクも軽減することが可能です。さらにLEDは耐久性に優れている利点もあります。

新製品のOSLON UV 3636を皮切りに、今後のオスラムのUV-C LEDポートフォリオ拡充にご期待ください。

OSLON UV 3636は、オスラムとして初めてリリースするUV-C LEDです。出力タイプは、low-powerとmid-powerのラインナップがあり、パッケージサイズは3.6mm x 3.6mm、両製品ともに殺菌用途に最適なピーク波長275nm仕様となっています。出力は、low-powerが4.5mW (30mA)、mid-powerが42mW (350mA)を達成しています。

「コンパクトなフットプリント、そして二種類から選択できる光出力のUV-C LEDは、これまで実現できなかった設計を含め幅広い用途に活用することができます。」と、オスラムオプトセミコンダクターズ社 UV-C プロダクトマネージャーのChristian Leirerは期待を込めて説明します。「また、OSLON UV 3636は、オスラムオプトセミコンダクターズが革新的な技術製品シリーズとしてラインナップする初めてのUV-C分野の製品です。2021年には、さらに高出力タイプのUV-C LEDを発売する計画です。」

オスラムは長年に渡り、産学のパートナーと共に様々なUV分野の研究を続けてきました。主な活動実績は UNIQUE UV-Power、そして IPCEI on Microelectronics などがあります。

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テクニカル情報

Press contact: Steven Wang

プレスコンタクト

Steven Wang
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オスラムについて

ドイツ・ミュンヘンに本社を置くオスラムは、110年以上の歴史を持つ世界をリードする先端企業です。当社の製品は主に半導体系技術に集中し、バーチャルリアリティから自動車の自律走行、スマートフォンから建築や都市空間におけるネットワーク、知的照明ソリューションに至る、非常に多岐に渡るソリューションで使用されています。オスラムは光の無限の可能性を活かし、人々やコミュニティの生活の質(QoL)を向上させています。世界中で、オスラムのイノベーションは視認性の向上のみならず、通信、交通、労働、生活の向上を可能にします。オスラムは2018会計年度末(9月30日決算)時点で、世界中に約27,400人の従業員を擁し、2018会計年度は約41億ユーロの収益を挙げました。当社はフランクフルトおよびミュンヘン証券取引所に上場しています(ISIN: DE000LED4000; WKN: LED400; 銘柄コード:OSR)。その他の詳細は www.osram.comをご覧ください。